父の日について

2017年6月18日(日)は父の日。

父の日はアメリカから始まったことを御存知ですか?

もちろん今では世界の約65か国以上の国に父の日があります。日本同様、6月第三日曜日が父の日の国も。。

そして、この父の日が生まれた由来にはあるアメリカ人家族が関係しています。

■父の日の由来とは

南北戦争の退役軍人であるウィリアム・ジャクソン・スマートと娘のソノラ・スマート・ドッド。

父と娘の強い絆が始まりでした。

母親を早くに亡くし、父親は男手ひとつで5人の兄と彼女の6人の子どもたちを育てあげます。

子どもたちは立派に育ちますが、その後父親は亡くなります。

ある母の日、教会でいつものように説教を聞いていた彼女はあることを考えつきます。

それは、母の日があるなら父の日があってもいいのではないかということ。


父親は6月生まれでした。


大切に育ててくれた敬愛する父親のために教会の牧師に父の日を祝う礼拝を頼みました。

それが、1909年だったそう。そして、翌1910年6月19日の第三日曜日に最初の父の日の祝典が行われます。

それがアメリカの国民の日となったのは、1972年。

リチャード・ニクソン大統領が国の記念日(祝日)に定めたことで、正式に認められたんですね。

■父の日に贈られるバラの花

アメリカの父の日に贈られる赤いバラの花。

これも彼女の父親が好きだったバラを墓前に供えたからとなっています。

墓前に供えられたバラの色は「白色」。

そこで、父の日には、亡くなった父親には「白いバラ」を贈ります。

生存している父親には「赤いバラ」を贈るように。

日本では、父の日に黄色いバラを贈る方も多いですね。

これは、「父の日黄色いリボンキャンペーン」からきているそうです。

■父の日に贈りものをする時には

男性は、女性と違い自分の気持ちを素直に表現することが苦手な方が多いと言われています。

そして誰かに何かプレゼントをするとき、「相手の欲しいものを考えて贈る」のが男性の特徴です。

父親が好きなものや今、欲しがっているようなもの。

そして、日頃の感謝の気持ちをこめたメッセージを添えて。

きっとその気持ちは父親に伝わり喜ばれることでしょう。