ブルーの色合いに金で縁取りされた蝶のモチーフがアクセントのカバードボックス。
蝶のひとつひとつの細部まで金の縁取りが丁寧に施されていることで豪華に仕上げられています。
オールドノリタケのカバードケースの中でもここまで手のこんだ手描きのバターケースはなかなか見つかりません。
大きさの異なる蝶は紫、グリーン、ブルー、赤色など多色が用いられ今にも飛び立ちそうな雰囲気です。
当時の職人たちの技術の高さがうかがえます。
持ち手の金彩や金に縁取りされた色とりどりの蝶のデザインは大変優雅で上品な雰囲気を醸し出し、時代を超えて今もなお存在感あふれる逸品です。
蓋の裏にわずかに浅い欠けがありますがその部分を除けば100年以上前のものとしては美品です。
今から100年以上前日本で作られ海外へ渡り人々の間で大切に愛され守られ続けてきた逸品です。
今回は里帰り品として日本の皆様へお披露目するお品となります。
近代輸出陶磁器として当時の日本人の職人たちの作品に向かう丁寧な姿勢や技術力の高さがうかがえる希少なカップ&ソーサー。
次の100年もまた作品を愛してくださいる方々との出会いを楽しみしています。コレクション、お部屋のインテリアにいかがでしょうか。
画像をご覧いただきご確認ください。
【サイズ】※約となります。
カバー :約14.8cmx約11cm
トレー幅:約20cm
高さ :約11cm(トレーにのせた状態)
【状態】
底にとれない汚れ、蓋の裏にわずかな欠けがございます。
100年以上たつアンティーク品としてこの状態で残っているものは大変珍しく、
蝶の装飾の状態もよく色合いも希少な作品です。わずかな欠けがございますが
あまり気になりませんのでインテリアとして十分に楽しめる存在感のある豪華なカバードボックスです。
■当方で扱うアンティーク商品はすべてインテリアとして輸入しております。
コレクションとして飾ってお楽しみください。
【刻印(バックスタンプ)】
オールドノリタケの作品は作品の裏につけられた刻印(バックスタンプ)から製造された時代がみてとれます。
刻印はM-Nippon。明治44年(1911年)から大正10年(1921年)につけられたバックスタンプ。
Mは森村(日本陶器会社)の頭文字、デザインは森村家の家紋「下り藤(さがりふじ)」を逆さにしたものを表しています。
色はグリーン。
まだ原産地名に「Nippon」とつけられた数少ない作品。
このバックスタンプは、米国向けの輸出製品につけられたもので刻印の色にはグリーン、ブルー、マロン、金の色合いが見られます。
画像をご覧いただきご確認ください。
■100年以上前に作られたものとなります。若干の古色、スレ、小キズ等は長い時間を乗り越えた大切に保管されてきたアンティークの魅力となります。
ご理解ご了承のほどよろしくお願いします。