お知らせ
輸入木のおもちゃの安全性
輸入木製玩具は安全なの?
by chersih
近年、子どもに与える玩具に関する基準が世界的に厳しくなってきています。
玩具を海外から日本に輸入する際には、小さな子どもがもて遊び、口にいれる可能性があるものは食品と同じ位置づけをされ、厚生労働省が厳しく監視しています。
・玩具にどのような塗料や塗膜が使われているのか。
・口にいれても安全なものなのか。
・その国の検査には合格していても、日本の検査基準値を満たしているのか。
など厳しい審査があります。
以前チェリッシュで木のおもちゃを輸入した際の一例です。
まず、どのような検査が必要なのかを事前に厚生労働省検疫所(※以下検疫所という)へ確認後、「食品等輸入届出書」を作成します。
以下はおおまかな流れとなります。
現地メーカーへの玩具に関する情報確認→食品等輸入届出書の記入・作成・提出(検疫所)→
国の定める第三機関での塗料、塗膜の検査依頼・検査証明書の発行→
検疫所へ検査結果報告・審査での合格決定。
上の写真のパステルカラーの玩具につきましては、合格に至るまでに約5ケ月かかりました。
厚生労働省検疫所から合格書類をいただき、ようやく販売できるようになります。
※ただし、上記の検査方法は一例です。玩具によって検査方法は異なります。